本記事では、甘露寺蜜璃の死亡シーンと伊黒小芭内との関係について解説しています。
記事の内容
- 甘露寺蜜璃の死亡シーン
- 甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の関係
- 甘露寺蜜璃のプロフィール
- 恋の呼吸の型【技一覧】
漫画全巻と公式ファンブックの内容を元にまとめました。
恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は、魅力的なものに思わず胸が高鳴ってしまうかわいいキャラクター。
鬼滅の刃全体を明るい雰囲気にしてくれた蜜璃の最後と、蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)との関係を詳しく解説します。
ネタバレを含む内容ですが、漫画だけでは知ることができない蜜璃の秘密も含んでいるので、ぜひご覧になってみてください。
鬼滅の刃|甘露寺蜜璃の死亡シーン!
引用:鬼滅の刃23巻©吾峠呼世晴/集英社
甘露寺蜜璃の死亡理由は、ラスボス・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との戦いで致命傷を負ったことです。
無惨に直接トドメを刺されたわけではありませんが、最終決戦直後に伊黒の腕の中でその命が尽きます。
鬼舞辻無惨との戦いに追いつけなくなる

引用:鬼滅の刃22巻©吾峠呼世晴/集英社
鬼舞辻無惨との最終決戦。
柱たちが共闘して鬼舞辻無惨を抑え込もうとする中、蜜璃は無惨の攻撃に追いつけなくなっていきます。
攻撃が全然見えず、勘で運よく避けれている状況の中、捨て身で突っ込むことを意識しますが…

引用:鬼滅の刃22巻©吾峠呼世晴/集英社
避けたはずの攻撃が軌道を変えて蜜璃の左半身を直撃しました。
この攻撃により、蜜璃は左耳から左頬が削がれてしまい、一時戦線離脱することになります。
炭治郎をかばって致命傷を受ける

引用:鬼滅の刃23巻©吾峠呼世晴/集英社
仲間が倒れて離脱していく中、鬼舞辻無惨との死闘を続ける炭治郎。
無惨の腕が炭治郎を襲った瞬間、蜜璃が身体を張って腕を止めます。

引用:鬼滅の刃23巻©吾峠呼世晴/集英社
「もういい加減にしてよぉ!!馬鹿ァ!!」
持ち前の筋力で蜜璃は無惨の左腕を引きちぎりました。
しかし、次の瞬間に蜜璃も致命傷となるダメージを負ってしまうことになります。
伊黒小芭内の腕の中で最後を迎える
引用:鬼滅の刃23巻©吾峠呼世晴/集英社
炭治郎たちと柱が力を合わせて鬼舞辻無惨を倒すことができた後。
蜜璃は伊黒の腕の中で最後の時を迎えることになります。
蜜璃への感謝を口にする伊黒に「私 伊黒さんが好き」と蜜璃は言いました。
蜜璃「生まれ変わったら私のことお嫁さんにしてくれる?」
伊黒「絶対に幸せにする」
蜜璃と伊黒は死の間際に来世の約束を交わすのでした。
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の関係

引用:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
恋柱らしく魅力的なものには思わずキュンとしてしまう蜜璃。
優しくてかわいい性格をしているため、禰豆子にもとても懐かれていました。
そして、禰豆子だけでなく蛇柱の伊黒小芭内(いぐろおばない)にも気にかけられています。
蜜璃と伊黒の出会い

引用:鬼滅の刃22巻©吾峠呼世晴/集英社
2人が初めて出会ったのはお館様の屋敷。
そこで迷っていた蜜璃を伊黒が助けますが、伊黒はここで蜜璃のかわいさに一目惚れしています。
蜜璃の明るさ・素直さ・優しさは、伊黒が見てきた中でも最も美しいものだったのです。
初対面にも関わらず蜜璃は沢山話してくれたので、伊黒は甘露寺家の家族構成や猫のことまで詳しくなってしまいました。
伊黒さんについては、鬼滅の刃|伊黒小芭内の過去【甘露寺蜜璃との関係・口元の秘密】でも詳しく解説しています。
蜜璃の靴下は伊黒からもらった

引用:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
蜜璃が履いている縞々(しましま)模様の長い靴下は伊黒から贈られたものです。
露出度が高い隊服を恥ずかしがってモジモジしていた蜜璃。
そんな蜜璃のことを想って伊黒が靴下をプレゼントしています。
ちなみに蜜璃の隊服は女性隊士に露出度の高い服を仕立てる前田まさおという隠(かくし)に渡されました。
この前田まさおは通称「ゲスメガネ」と呼ばれています。
蜜璃と伊黒は文通を続けたり、2人で仲良く食事をしながら仲を深めていきました。
蜜璃も伊黒との文通や一緒にご飯を食べているときが一番楽しいと感じているようです。(公式ファンブックから)
また、蜜璃と訓練した炭治郎に伊黒がやきもちを妬くようなシーンも存在します。
輪廻転生後の世界で結ばれる

引用:鬼滅の刃23巻©吾峠呼世晴/集英社
死ぬ直前に約束したとおり、漫画単行本の23巻に収録されている輪廻転生後の世界で蜜璃と伊黒は結ばれています。
2人は蛇の置物を置いた定食屋を営み、学生たちにメガ盛りの定食を提供しているようです。子供も5人います。
ちなみに善逸の生まれ変わりの我妻善照(あがつまよしてる)が、蜜璃の胸ばかり見ていたことで伊黒に包丁を投げつけられています。
甘露寺蜜璃のプロフィール

引用:鬼滅の刃13巻©吾峠呼世晴/集英社
名前 (読み方) | 甘露寺蜜璃 (かんろじみつり) |
鬼殺隊の階級 | 恋柱 |
誕生日 | 6月1日 |
身長 | 167センチ |
体重 | 56キロ |
出身地 | 東京府麻布区飯倉(港区麻布台) |
趣味 | 料理、メンコで負け知らず |
好きなもの | 桜餅 |
声優 | 花澤香菜 |
桜餅の食べ過ぎで髪と目の色が変化

引用:鬼滅の刃12巻©吾峠呼世晴/集英社
甘露寺蜜璃は柱一の食欲を持っています。
桜色と緑色に染まる髪の色は桜餅の食べ過ぎによるもの。
1日170個の桜餅を8ヵ月間も食べ続けていたら、髪と目が桜餅のような色に変化してしまいました。
最近はポークカツレツやオムライスなど、ハイカラな洋食がお気に入りです。
その食欲のせいで食費はとんでもないことになっています。
筋肉の密度が高い特異体質

引用:鬼滅の刃13巻©吾峠呼世晴/集英社
甘露寺蜜璃は特異体質によって、筋肉の密度が一般的な人間の8倍もあります。
一見華奢に見えますが、実は屈強な男性以上の筋力を持ち合わせている女性です。
1歳2ヵ月の頃に15キログラムの重さがある漬物石を持ち上げて、母親が腰を抜かせたエピソードがあります。
この並外れた筋力と猫のような柔軟性が恋柱・甘露寺蜜璃の最大の武器になっています。
お見合いが破談

引用:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
蜜璃が17歳の頃、人並外れた筋肉と食欲、そして奇抜な髪の色が理由でお見合いが破談してしまいました。
以降は黒粉で髪を染めたり、食欲を抑えたり…自分を偽ることに疑問を持ちながら生活を続けていきます。
しかし、いっぱい食べて力も強く、桜餅色の髪をしたありのままの自分が役立てる場所が見つかりました。
蜜璃は鬼殺隊に入隊した理由を「添い遂げる殿方を見つけるため」と話しますが、鬼殺隊が「私のままの私が居られる大切な場所」になっていきます。
恋の呼吸の型【技一覧】

引用:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
恋柱・甘露寺蜜璃が使う恋の呼吸は、炎の呼吸から派生した蜜璃オリジナルの呼吸です。
蜜璃は最初に炎の呼吸の使い手・煉獄杏寿郎に弟子入りして継子になりました。
ところがあまりにもオリジナリティがあふれ過ぎていたため、独自の恋の呼吸とともに独立しました。
また、蜜璃の日輪刀は薄くて柔らかい桜色の刃を持っています。
刀鍛冶の里で新たに作られた鞭のようにしなる刀で、身体の柔軟性に優れた蜜璃のみが扱うことができます。
壱の型・初恋のわななき

引用:鬼滅の刃13巻©吾峠呼世晴/集英社
刃をしならせた一太刀で相手を斬り刻む技。
刀鍛冶編における蜜璃の初戦闘シーンで披露し、巨大な化物を一撃で倒しました。
弐の型・懊悩巡る恋(おうのうめぐるこい)

引用:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
高速の斬撃を繰り出す技。
流れるように日輪刀をしならせ、一瞬の間に軌道上の敵を斬り刻んでいきます。
参の型・恋猫しぐれ

引用:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
猫のように飛び跳ねて、相手が放った術自体を斬る技。
上弦の鬼の術すらも無効化しました。
伍の型・揺らめく恋情・乱れ爪(ゆらめくれんじょう・みだれづめ)

引用:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
広範囲に刀を振るって斬り刻む技。
蜜璃の関節の柔らかさを活かした範囲攻撃です。
陸の型・猫足恋風(ねこあしこいかぜ)

引用:鬼滅の刃14巻©吾峠呼世晴/集英社
身体を翻しながら、突風のような速さで迫りくる攻撃を斬り裂く技。
恋の呼吸には猫の名前が付く技がありますが、蜜璃は子どもの頃から家で猫を飼っていて、猫が大好きです。
しかし、現在はうさぎを飼育しているようです。(公式ファンブックから)
甘露寺蜜璃は伊黒小芭内の腕の中で最後を迎える
甘露寺蜜璃の死亡シーンについて、まとめると下記のとおりです。
- 甘露寺蜜璃は鬼舞辻無惨の攻撃に追いつけなくなって戦線離脱
- 炭治郎をかばって無惨の左腕を引きちぎった後に致命傷を負う
- 伊黒小芭内の腕の中で最後を迎える
その温かい性格で鬼滅の刃全体の雰囲気を明るくしてくれた甘露寺蜜璃。
最後に最愛の伊黒と来世の約束を交わすことができたのはせめてもの救いです。
最終決戦ではあまり活躍はできませんでしたが、刀鍛冶編では最後まで仲間を守る柱として大活躍しています。